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ヤクーチアで26の北方民族言語データを記録したポータルサイト制作【2019/2/7 ロシア語】

【ヤクーチアで26の北方民族言語データのあるポータルサイトが制作される】

2019年2月7日

元記事はНАЦИОНАЛЬНЫЙ АКЦЕНТ

http://m.nazaccent.ru/content/29188-v-yakutii-sozdali-portal-s-materialami.html?fbclid=IwAR2RFnJPjZOcWehMcbKRpwwwChGW7wAysnsNzjhQkm5LF9ELFL86E6BMg6Y#.XF8NBhEGKos.facebook

主に北方少数民族の26言語による交流・学習用サイトがヤクーチアで開設された。極東連邦大学ロシア連邦科学アカデミーシベリア支部北方少数民族・人文研究所とヤクーチア北方少数民族協会の専門家がそのサイトを制作した。

「北極圏の多言語サイトのようなものはロシアに無かった」ーТАССがユネスコ極東連邦大学支部主任教授アナトリー・ジョジコフの言葉をこう伝えている。そこでは、周到に用意され、百科事典的な調査された主要北方少数民族についての情報が紹介されている。

サイトでは、ドキュメンタリー映画、アニメーション映画、PCゲーム、民族音楽、北極圏の地理・気候・経済やトナカイ飼育業についての情報を検索できる。北方の言語で本を読んだり聴いたりすることや、北方少数民族言語学習クラスを受講することも可能。将来はサイト内の言語数を40まで増やす予定だ。

その民族の密集地域に住む、北方少数民族のすでに消滅している言語や文化を保持する人々から資料を記録する案が計画されている。このためには、学術調査、全ての必要不可欠な情報の収集、その情報の処理、サイトでの列挙をしなければならない。ジョジコフによれば、計画のお陰で既に森林ユカギール語の救出に成功した。計画を開始した2011年にはたった3つの方言しか保持者がいなかったが、現在は既に10の方言が存在する。